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「混浴」は、地域によって規制や定義が異なる
各地方では、混浴の規制が定められています。が、地方によってはその規制に若干の違いがあり、住んでいる人々も混浴に対する意識に相違があり、驚かれる方もいるようです。
東京都内では、混浴時は水着の着用が義務付けられています。また、三重県では１２歳以上の混浴、兵庫県では６歳以上の混浴がそれぞれ禁止となっています。兵庫県の混浴の規制に関しては、２００６年８月から表面化されました。
三木市にて運営されている混浴浴場である「吉川温泉よかたん」にて、家族風呂といえども「混浴」ではないのか、との案が提唱され、突然、県から運営の禁止された事件がありましたが、三木市において、カップルや不特定多数の混浴については規制しているが、夫婦や家族で入浴する家族風呂の貸し出しについては県と話し合い、許可をもらっている上で運営されていました。
その県の指導どおりにいままで運営してきたことに対して、いきなり指導方針が変更されたことに対し、混浴運営者たちは頭をかしげたそうです。
この頃から、混浴とは不特定多数の男女が一緒に入浴することであり、カップルの２人では混浴と呼ばないこと、また、家族風呂は混浴には分類されるケースとされないケースが生じるようになりました。
この三木市の混浴騒動を巡って、県条例の改正をすべきだという声が新聞で掲載されるなど、事態は大掛かりとなり、混乱がおさまらなかったそうです。
このように「混浴」は、地域によって規制や定義が異なります。他の町に行った時は、自分の住んでいる地域の混浴の定義とは、同じ考え方をしないように心がけましょう。
